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CSR
医薬品、医療機器、再生医療等製品、化学物質、農薬等は、人々の健康と社会の発展に貢献するものとして世界中で使用されています。私たちは、これらの優れた製品による副作用や環境破壊を未然に防ぐことが重要な責務であると考えています。
化合物安全性研究所は、非臨床試験及び臨床試験を通じて人々の健康で豊かな生活に貢献することを経営理念としています。また、非臨床試験から臨床試験までサポートすることにより高い開発効率を提供すること、及びGLP及びGCPを遵守した信頼性の高いデータを提供することにより、多くのお客様の研究開発に貢献したいと考えています。
SDGs
化合物安全性研究所は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行っていきます。
動物福祉
化合物安全性研究所は、持続可能な社会を実現するための取り組みの一環として、動物実験代替法の普及・拡大に向けた取り組みを行っております。具体的には、動物実験代替法学会に加盟し、自社で検討を行っている動物実験代替法の成果を発表するとともに、Draize法の代替法として開発されたBCOP法(OECD TG 437)を日本で初めて受託事業化し、その普及・拡大のため、BCOP法の体験研修会を開催してきました。さらに、BCOP法の適用拡大を眼目に置いた、弱刺激性の評価研究も行っております。
また、動物を用いた非臨床試験においても、可能な限り使用する動物数を減らす取り組みを行っています。非臨床試験の実施に際しては、「動物愛護及び管理に関する法律」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」、その他の法令、指針等を遵守し、「3Rの原則」であるReduction(動物利用数の削減)、Refinement(苦痛の軽減)およびReplacement(代替法の利用)のもと、「動物倫理委員会」を設置し、「動物実験倫理規定」を策定・遵守しています(以下の<動物実験の適正な実施のための活動>参照)。2013年9月27日付で第3者認証となるヒューマンサイエンス振興財団※による動物実験認証を取得し、以降同認証を継続して取得し適正な管理を行うよう努めています。
※2021年4月より、同事業は一般財団法人日本医薬情報センター(以下「JAPIC」という。)に承継。
<動物実験の適正な実施のための活動>
1. 機関内規定(実験動物福祉・動物実験規則)の策定
法令並びに各ガイドラインを踏まえ、動物福祉についての機関内規定を策定しています。
2. 動物実験倫理委員会の設置
動物実験倫理委員会を設置し、全ての動物実験について動物実験計画の承認、動物実験計画の実施結果の確認を行い、必要に応じて改善措置を講じています。
3. 教育訓練の実施
動物実験に携わる従事者に対し、動物倫理関連SOP教育の他、動物の飼養についての教育訓練を実施し、動物実験実施者としての資質の向上に努めています。
4. 自己点検および評価の実施
委員会では半期に一度自己点検および評価を実施しています。また、その結果については試験委託者等、外部機関に公開しています。
主な活動内容
化合物安全性研究所主催 学術講演会
医薬品、医療機器、再生医療等製品、農薬、化学物質等を研究・開発する専門家をお招きし、研究者・開発担当者向けの学術講演会を毎年無償開催しています。
化合物安全性研究所主催 BCOP法研修会
Draize法の代替法として開発されたBCOP法(OECD TG 437)を体験する研修会を毎年無償開催しています。
毒性学等に関する出張講義
北海道内の大学等からの要請を受けて、毒性学等に関する出張講義を無償で実施しています。
施設見学の受け入れ
企業・団体等からの要望を受けて、弊社札幌研究所における施設見学及びCROビジネスの概要説明を無償で実施しています。
札幌市清田区運動会への助成
弊社札幌研究所が所在している札幌市清田区で開催される運動会に毎年寄付をしています。
近隣住民の積極採用
弊社非臨床事業部では、札幌研究所が所在している札幌市清田区に居住している近隣住民を積極採用し、非臨床試験における実験補助業務、データマネジメントの補助業務を担当していただいています。
女性管理職の積極途用
弊社では、女性の管理職への途用を積極的に行っています。
産休・育休取得の推進
弊社では、従業員が産休・育休を取得することを推進しています。
従業員のキャリア形成
従業員の職務能力を開発するため、資格取得及び学位取得等にかかる費用を支援しています。
発展途上国への支援活動
ペットボトルキャップの回収や書き損じはがき、古本などの収集を行い、発展途上国への支援活動に参加しています。
2021年度~2022年度 活動結果
活動目標 | 活動結果 | ||
環境・エネルギー対策 | 温室効果ガス・廃棄物の削減 | 病理用エタノール再生 | |
水道光熱使用量の削減 | 全館LED照明に更新 | ||
ボイラー清缶剤使用量削減 | |||
冷却機冷却水処理剤使用量削減 | |||
働きやすさ | ワーク・ライフ・バランス | 一部業務の再委託 | |
パートナーシップ | 開発コストの削減・スピードアップ | 同業・異業種他社との協力関係強化 |
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